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ダイヤカッティングの種類

婚約指輪の定番で使われるダイヤモンドですが、そのダイヤモンドもカッティングによっていろいろな種類があります。知識として覚えておくと、指輪を選ぶ際の参考になるので紹介しておきます。

・ラウンドブリリアントカット
最もオーソドックスなカッティングで、エンゲージリングの定番にもよく用いられるものです。円は完璧な形で、無限や永遠性を象徴するものと言われています。かの英雄、ナポレオンは当時8000ポンドしたと言われる34カラットのブリリアントを剣の柄につけ、その剣をお守りとして肌身離さず持ち歩いていたそうです。現在カットされているダイヤモンドのほとんどがラウンドブリリアントカットで、このカットはダイヤモンドの性質と美しさを最高に引き出す究極のカットと言われています。

・マーキスカット
細長い形状と尖った先端が特徴です。これはフランス国王ルイ14世の寵姫であったポンパドゥール公爵夫人(マーキーズ・ポンパドゥール)の魅惑的な微笑みを連想させると言われています。両端がつんと尖った形がとてもエレガントな印象です。

・ペアシェイプカット
洋梨(英語で"pear")をかたどったカットで、涙のしずくのような形をしています。オーバルカットとマーキーズカットの良いところを組み合わせたハイブリッドカットで、片方だけ尖った先端が指をより美しく見せると言われています。

・オーバルカット
1960年代の初めに、ラザール・カプランによって開発されたカットです。ラウンドブリリアントカットの楕円型で、オーソドックスなカットです。通常は56面のカットから成り立っています。卵の形を思わせるオーバルは、まさに生命の象徴、生命の永遠性を表現しているようだとも言われています。エリザベス女王の王冠の前面で輝いているのは、このオーバルシェイプのダイヤモンドです。

・ハートシェイプカット
その名の通りハート型のカットで、ロマンティックな形が人気です。マックルと呼ばれるダイヤの原石からカットされますが、カットが可能な原石が少なく無駄も多いため、比較的高価なカットになります。基本的にはペアシェイプですが、先端が割れているのが特徴で、このカットの美しさを左右するのはまさにカット職人の技量です。
・プリンセスカット
四角、または長方形をしたカットで、きらめくカット面(ファセット)が数多くあるのが特徴です。このカットは20世紀後半になってから開発された新しいカットです。

・エメラルドカット
長方形をしていますが、それぞれのコーナーを切り取っているのが特徴です。
エメラルドをカットする際によく用いられるため、エメラルドカットという名前が付けられています。
幅が広い平面が集まって階段のように見えるため、ステップカットとも呼ばれることがあります。
このカットには特に内包物やキズがなく、高いカラーグレードが求められます。

・バゲットカット
メレ石に良く使われる形で、棒を意味するフランス語に由来します。
また、エメラルドカットはこのバケットカットの4隅をカットしたものをいいます。
この形を四角くしたのがスクエアカットになります。

・テーパーバゲットカット
「テーパー」は「傾く」、「バゲット」は「棒状」という意味で、台形の形にカットすることです。
ダイヤモンドではファッションリングの脇石に使用されます。

・ラディアントカット
四角または長方形のカットはエメラルドカットの優美な感じとラウンドカットのカット面(ファセット)のブリリアンスとを組み合わせたものです。
このデザインの場合は、ブリリアンスを最大限に引き出すために、ダイヤモンドの重量だけでなく深さも求められます。

・トリリアントカット
見事な三角形をしたカットで、鋭いファイヤー(虹彩)を放つことが特徴です。クラウンに25面、パビリオンに19面あり、ガードル部分が研磨されています。

・クッションカット
通常は「クッション・シェープド・ブリリアント」または「アンティーク・クッション・カット」を指しています。
クッションシェイプとは、丸(ラウンド)と正方形(スクエア)の混ざったような形、あるいは楕円(オーバル)と長方形(レクタングル)の混ざったような形を指します。